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~薬膳therapy~  WISE CAFE
漢方・薬膳生活で毎日元気で快適に!東洋医学の知恵を日々の生活に楽しく取り入れる方法を、一人でも多くの方と分かち合いたいというのが願いです。どうぞごゆっくりご覧ください!ウェブサイト:ORIENTAL WISE http://www.orientalwise.com/
香港でのお仕事 ~薬膳セミナー編~


香港島コーズウェイベイにある日本人倶楽部は
香港駐在日本人の会員制クラブです。

こちらのとても広くてきれいな会場をお借りして
4日間2コマずつ、計8コマの薬膳セミナーをやらせていただきました!


日本人倶楽部会報誌「香港」に薬膳コラムを連載いただいているからか
薬膳講座開催をお知らせしたとたんすぐ満席となり、
たくさんの皆さまにお越しいただきました。


本当にありがとうございました!


ほとんどの皆さまが毎日テーマが変わる講座に何度も足を運んで下さり
全ての講座、大変熱心にお聞きいただいてとても有り難かったです。


去年は1日のみ計2コマだったのであっという間に終わってしまいましたが
今年はじっくり皆様のお顔を拝見させていただき
たくさんお話させていただけたので、
皆様が薬膳に関してどんな疑問をお持ちなのか
どんな情報を必要とされているのかよく分かり、大変参考になりました。



DSC09054.jpg

結婚披露宴会場のような広いお教室。



DSC09058-1.jpg

講座では出来る限り親しみを感じていただきたいため
「肉声」がモットーの私ですが
さすがにこの広さにおののき、マイクを使っての講義になりました。



香港で安心な漢方食材を買える場所をお伝えしたら
講座の後すぐ買いに行きます!とたくさんの方から言っていただき・・・

薬膳に関して、本当に恵まれた環境に皆様お住まいなので
ぜひぜひお家でのお食事作りに薬膳の知恵を活かしてくださいね!




皆様のますますのご健康をお祈りしております。
お忙しい中お越しくださって本当にありがとうございました!!

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【2010/11/30 10:48】 | 香港 | トラックバック(0) | コメント(0)
ツアーの下見を兼ねまして。



香港に着いた日はセミナーを入れず
その日はツアーのコースを下見しました。


何しろ方向音痴ですからしっかりご案内出来るようにしておかないと!



超ドローカルエリアの油麻地~佐敦は
ここは関西で言う道具屋筋ですから
香港ならではのおもしろ調理器具やキッチングッズが手に入るエリアなんです。


本を良く出されている有名な日本の料理研究家さんも
ここを訪れては珍しい調理器具を買って帰って
自身の本でよく紹介されているんですよ。


DSC09018.jpg


コースを一通り歩いてみて、見つけた亀ゼリー専門店。

さすがローカルエリアだけあって同じ亀ゼリー店でも
モダンに見せるお店もある中で、ここは昔から時間が止まったみたい!


DSC09021.jpg


香港の11月はとても過ごしやすいシーズンで
気温は20度前後で朝昼の温度差もあまりなく晴れのお天気続きなんですが
空気が~~~~~超乾燥!!!

天気予報に赤や黄色の炎のマーク(乾燥注意報)がずっと出ていました。



明日からしゃべるお仕事が続くので、
念のために菊の花のお茶でのどの痛みを取っておこうと
亀ゼリーではなく2種類の涼茶(熱を冷ます性質を持つ生薬を煮出して甘くしたお茶)を注文!



ちなみに亀ゼリーは便秘でニキビがあるときなどに食べるといいものですよ。
(冷え性の人は気をつけてね)



一通り見終わって、下見も完璧!

DSC09006.jpg


街のチャーチャンテン(大衆食堂)でナツメ茶を飲んでほっとひと息。


明日から連続セミナーがんばりま~す!


【2010/11/29 13:54】 | 香港 | トラックバック(0) | コメント(0)
香港から戻りました!!
24日から4日間連続、トータル8コマの香港日本人倶楽部での薬膳セミナー、
そして午後の香港現地漢方ツアー、予定していた通り
全カリキュラム終了して無事戻ってまいりました~~~~~!!!!


香港でお会いできたたくさんの生徒様、
日本から現地ツアーに参加して下さった皆様
本当に本当にありがとうございました!!


今年は4回連続というシリーズで薬膳セミナーを開催させて頂いたので
毎回足を運んで下さる方がほとんどだったため、来て下さった皆様の
お顔もしっかり覚えることができ、薬膳に関してどんな疑問をお持ちなのかなど
たくさんのお話をうかがえたことがとても嬉しかったです!



現地ツアーは~~~~・・・

方向音痴の私がこのような企画をして本当にどうなる事か、
集合場所には皆様迷わず集まれるかしら・・・とはらはらしましたが、
友人であり私の北京語の先生でもある台湾人のYさんに通訳をお願いし
色んな事をテキパキと助けていただいたおかげで、
ツアーは私自身もと~~~っても楽しいものになりました!


皆様とゲラゲラ大笑いしながら、香港で薬膳スープを飲んだこと
一生忘れません!!!

わざわざこのツアーに参加するため
日程を合わせて日本から来て下さる方がおられるなんて・・・
心から感謝の気持ちでいっぱいです。



セミナーやツアーの詳細、そしてまたもや
「香港で買って来たものをお見せしちゃいま~す」シリーズも
これから数回ブログにアップしていきますね。



香港でお世話になった皆様、本当にありがとうございました!!!


【2010/11/29 00:03】 | 香港 | トラックバック(0) | コメント(0)
はぁ~終わりました!
来週はいよいよ香港行き♪

やった~~~~!!!



今日でやっとこさ、香港行き前の日本での仕事が全部終わって
いよいよ今日から準備に入ります!(ってあと数日しかないですね)


香港日本人倶楽部での薬膳セミナーは今年で2度目なので
だいたいの様子はもうわかっているし
去年みたいに「初の海外でのお仕事で超キンチョー!!」しないで
自分自身も楽しみながらリラックスしていきたいと思います!


香港生活に即活かしていただけるよう
香港で売っていた薬効高い野菜や薬膳食材を思い出して
新たにたくさんのレシピを作りました。

短い時間ですが、思いっきり盛りだくさんで参ります!





総勢200名のご予約いただいている香港の皆様とお会いできるのを
今からとても楽しみにしています~~~!!!

【2010/11/20 19:46】 | 香港 | トラックバック(0) | コメント(3)
かぼちゃづくし♪



今日は午前中、お仕事の打ち合わせで外出。



お昼前に終わってパン屋さんの前を通りかかったら
かぼちゃの美味しそうなパンを発見!

早速今日のお昼ごはんに購入~♪



パンだけだと寂しいので
これに薬膳スープをつけましょう!


かぼちゃづくしで、今日のスープのメインはかぼちゃに即決まり。

βカロチンが豊富なので粘膜を保護して乾燥から呼吸器を守ります。



PICT2098.jpg


コクを出すのになくてはならないベーコンと
玉ねぎ、長ネギの白い部分を入れます。


以前フレンチを習っていた時、ポロネギをスープに使う事が多く
ポロネギは手に入りにくいので代わりに白ネギでいいじゃん!と思って以来
ずっとスープには欠かさず白ネギを入れるようになりました。


玉ねぎも白ネギも肺を活性化する「白くて辛味の食材」。
かぼちゃとともにダブル風邪予防!



PICT2104.jpg



火が通りやすいように小さく切った野菜類を
バターで炒めて水を加え柔らかくなるまで煮たら
ミキサーでピュレー状にします。


たくさん作ったので「かぼちゃポタージュの素」として
半分取り分けてジップロックに入れ、冷凍しておきます。


ポタージュの素さえあれば寒い日の朝ごはんに
チンして牛乳でのばすだけですぐ用意できるのが嬉しいところ。



皆様も風邪には気をつけて~!

【2010/11/16 12:51】 | 薬膳 | トラックバック(0) | コメント(3)
坦々麺にはこれ!



我が家の定番メニューになっている本場香港の坦々麺。

見た目あっさりしてそうですが、
かき混ぜると下から濃厚なピーナッツベースのタレが出て来て
コックリ濃厚なスープになります。



香港で習った四川料理の中でも現役四川料理店シェフ直伝の自慢のレシピで
ピーナッツバターが入る香港独特のレシピですが
濃厚かつ奥深い味に、一度食べたらハマること間違いなし!



このレシピを再現するのに欠かせないのが山椒油。

いつもは中華食材売り場で売っているの花椒を太白ごま油で煮出して
味と風味を移すやり方で作った自家製の山椒油を使っていましたが
本場と全く同じ味の山椒油をネットで発見!


中華食材 古樹軒



PICT1620.jpg


山椒油に加えて、黒酢も黄色いラベルのこのブランドに限ります。


日本の黒酢とは違って色は真っ黒。
どの黒酢よりもおいしいと四川料理のシェフおススメの調味料です。



日本からでも買えるなんて~
香港へ行って山のように持ち帰って来る必要ないですね!
【2010/11/12 19:17】 | 香港 | トラックバック(0) | コメント(0)
のどの痛み&声がれには


セミナー続きで声がかすれて来た!!
商売道具なのに!!!(笑



というわけで朝から大根をはちみつ漬けにします。


大根は角切りにして3時間置くというレシピが一般的ですが、
出来るだけ早く抽出したい時は
いつもうすいイチョウ切りにします。


はちみつと大根の汁が良く混ざるように
こまめに瓶を振っていたらものの数十分でできますよ。



お湯割りにして、最近お仕事用に購入したスリムタイプの保温マグに入れて
漢方薬局のお仕事へ持っていきま~す!

PICT2007.jpg

スター漢方の先生に、肺陰を増やしながら(声がれに)
肺熱を取る(のどの痛みに)お薬ももらってすっかり元気!


こちらの先生方は本当に証を見る天才じゃないかと思うわ。
何から何まで本当に勉強になります。


私の母と同世代の先生方。
キャリア30年で培った知識を、それこそ惜しげもなくご伝授下さるので
一瞬でも瞬きするのももったいないと感じるぐらい!
全神経集中しながら耳を傾け、有り難く一から十まで教えていただいています。



最近ではお薬だけでなく、漢方食材をお求めになるお客様も増え♪

漢方食材を使った商品をあれこれ作っては
ウェブ担当の方といろいろホームページの案を
練っているところですからもう少々お待ち下さいね!


毎週水曜日はスター漢方上本町店で個別薬膳相談のみならず、
漢方食材を使った薬膳料理の作り方などもお教えしています(無料)。


みなさま美容には興味津々!
ツヤツヤスープとかシミ取りのお茶の作り方のリクエストがやはり多いのですよ~。



スター薬局 薬膳相談


セミナーではいつもたくさんご質問があるので
お一人とゆっくり時間をかけてお話しできませんが
こちらではのんびりゆったりやらせていただいております。


薬膳の作り方にご興味おありの方は
水曜日の午前中、上本町店でお待ちしておりま~す!
【2010/11/10 16:17】 | 薬膳 | トラックバック(0) | コメント(0)
保存食作りシーズン到来♪



6月はシソや梅、山椒など、いろんな保存食作りで忙しいけど
秋冬向けにこの時期もまた何を漬けこもうかとワクワクしますね!


柚子やかりんはホワイトリカーに漬けて薬膳酒に
金柑やレモンははちみつ漬けにして
お湯割りしてホットで飲むとのどの痛みに良く効きます!



フルーツ類が瓶に漬けこまれているという姿が愛らしいだけでなく
いざという時にお薬にもなるというのが嬉しいですよね、これがまた!


fruit10001.jpg



ホワイトリカーで漬け込む時はカビる心配はほとんどないですが
はちみつ漬けにする時はしっかり瓶を煮沸して
ふきんに逆さまにして瓶の中身をすっかり乾かしておくことがポイント!

中に入れるフルーツも水けをしっかり拭いておきます。



それから、はちみつは果物類の頭が出ないようにたっぷり注ぐのがコツ。


プカプカ浮いてくるので毎日瓶を良く振って
まんべんなく材料をはちみつに浸しておくとカビが生えませんよ。
【2010/11/08 19:46】 | 薬膳 | トラックバック(0) | コメント(0)
今日のお昼ごはん



今日のお昼ごはんの一人鍋!(またまた)
自分用のご飯には簡単に作れて薬効もバッチリの鍋がホントに楽です~



今日は韓国のチゲ風にしてみました!

牡蠣
豚肉
白菜
玉ねぎ
長ネギ
しょうが
にんにく
豆腐
菊菜

スープは中華ダシの素にコチュジャンを溶かして
醤油とごま油を足します。

韓国チゲ風にするには魚介類(特にアサリ)を入れるか
なければ「イリコ粉末」を入れるといいですよ。


キムチを入れなくてもホントにチゲ風!
チゲのスープと牡蠣は良く合います。


すりごまをたっぷり振りかけていただきま~す♪




そうそう、料理を写真に撮る時のワンポイントのコツを伝授!


何かをトッピングする場合、
それが刻みのりでもかつおぶしでも青みの野菜でも
シャッターを切る直前にパッと乗せてすぐ撮ることがポイント!!



初めから乗せてしまうと、写真を撮る時にはすでにしんなり~

今日の写真も湯気でややしんなりしてしまってるな・・・。



【2010/11/05 19:07】 | 薬膳 | トラックバック(0) | コメント(0)
2つのおかずをいっぺんに!



切る手間と片付ける手間は同じ。

時間の節約で、いつものように目の前にズラッと食材を並べたら
同じ食材を使って2種類以上のメニューを考えます。



今日はナツメ入りの筑前煮と炊き込みご飯。
使っている材料はまるっきり同じ♪




目の前にはこれらの食材があります。


大根
にんじん
鶏肉
シイタケ
しめじ
里芋
油揚げ



野菜は皮をむいたら筑前煮用に大きめにカットするものと
炊き込みご飯用にうすくスライスするものを分けます。



右のコンロでは筑前煮を。
左のコンロでは小さめの鍋に薄切りした具をいれ
左右同じようにダシ汁と醤油、酒、みりん、砂糖で味付けします。

甘辛煮ものの時は必ずナツメをお忘れなく~♪



右のコンロはそのまま煮汁が少なくなるまで煮含めていき、
左のコンロは具と煮汁を分けます。

研いだ米に煮汁を加えて水加減を調節します。

研いだ米が2合なら、炊飯器の2合のメモリまで煮汁を入れます。
その後で具を加えると水加減に失敗なし!
味がしっかり付いたパラッとした炊き込みご飯になります。



これからの季節なら栗の代わりにクルミでもいいですね~!

【2010/11/04 18:36】 | Daily Life | トラックバック(0) | コメント(2)
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プロフィール

赤堀 真澄

Author:赤堀 真澄
国際中医師
中医薬膳指導士
国際薬膳学院 学院長
日本インナービューティー協会理事
ORIENTAL WISE主宰


7年間の香港生活を終え
’08年3月日本へ帰国。
上海中医薬大学附属日本校薬膳講師を経て
国際薬膳学院 学院長に就任。

「普段の食卓を薬膳に変える」をモットーに本場で学んだ素晴らしい食の知恵を日本で無理なく続けられる薬膳にして
楽しくお伝えしてまいります!

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