~薬膳therapy~  WISE CAFE
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杏仁豆腐は咳止めスイーツ?
先日の美肌スープの記事で使用した「杏仁」について
読者の方からご質問があったのでお答えします!

IMGP4118.jpg

日本でも人気の有名なスイーツ、杏仁豆腐ですが
レシピによくある「牛乳+アーモンドエッセンスで風味づけ」ではなく
本来はこういう実から作られます。



これは杏仁(きょうにん)という生薬で、
咳や痰を取るため喘息などに処方されるお薬です。

肺を潤す作用が高く、肺は肌を管轄するので、きちんと杏仁の実から
作られた杏仁豆腐はれっきとした「咳止め&美肌スイーツ」なんですよ。


杏仁は「北杏」と「南杏」があります。(写真上が北で小粒、下が南で大粒)

香港人は肺に熱を持つ体質の人が多いのでこの実をよくスープに使います。
香港では両方ともスーパーで簡単に手に入りますが、
北杏は取扱いにやや注意が必要です。


北杏は別名「苦杏仁」といい、銀杏と同じ毒(青酸)を持ちます。

薬としての作用が南杏に比べて高く、咳止めや痰を取り除く作用が強いので
お薬として処方されるときはもっぱら北杏の方です。

生では決して食べないように、1日10g以下をよく加熱して下さい。
(小さいお子さんがいるご家庭は保管場所に注意してください。)


南杏は「甜杏仁」といい、薬効は北杏には劣りますが
もちろん肺を潤す効果のある漢方食材です。
安全面から考えて、料理やデザートを作る薬膳食材として
家に置いておくにはこちらをお勧めします。



本場の杏仁豆腐は、南杏:北杏=6:1の割合で配合して作ります。

したがって、香港でよく見る「南北杏」と書かれて売られている
両方を混ぜて同じ袋に入っているものを買うのは避けたほうがいいですね。

いったいどちらが北でどちらが南なのか、
大きさが微妙なものが含まれ選別しにくいため
きちんと北と南にわかれて袋詰めされているものを求めてください。
もちろん南杏だけで杏仁豆腐を作っても全く問題ないです。


基本的には、病気予防や美肌目的で薬膳として自分で扱うときは南杏を、
漢方薬として処方されるほうは薬効高い北杏、と区別してください。

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【2009/11/13 20:00】 | 漢方薬 | トラックバック(0) | コメント(0)
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プロフィール

赤堀 真澄

Author:赤堀 真澄
国際中医師
中医薬膳指導士
国際薬膳学院 学院長
日本インナービューティー協会理事
ORIENTAL WISE主宰


7年間の香港生活を終え
’08年3月日本へ帰国。
上海中医薬大学附属日本校薬膳講師を経て
国際薬膳学院 学院長に就任。

「普段の食卓を薬膳に変える」をモットーに本場で学んだ素晴らしい食の知恵を日本で無理なく続けられる薬膳にして
楽しくお伝えしてまいります!

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