~薬膳therapy~  WISE CAFE
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奈良公園はお宝が放し飼い?



漢方薬の人参や、シカの角化する前の幼角である
鹿茸(ろくじょう)はともに高級中薬です。

この2大高貴薬を合わせたものを「参茸(さんじょう)」といい
特に腎が弱いことから来る虚弱体質を改善し
生命力を補って体力をつけ気血を増やします。


香港に住んでいるときに日本人女性の美容師さんに髪を切ってもらっていましたが
その方のお話によると、彼女の香港人のご主人さまのお母さん(要するにお姑さん)
が、その美容師さんの妊娠中にはいつもこの鹿の角を買って来て
スープに入れて飲ませて下さったとのこと。


鹿茸は「腎の陽」を強めるお薬です。

腎陽は

1、身体を芯から全身を温める
2、生殖能力を高める
3、消化吸収機能を活発に旺盛にする

という大きな働きを担う場所ですので
食べたものの栄養がきちんと吸収され、きれいな血を増やして身体を温め
赤ちゃんがしっかり育つようにというお姑さんの心遣いだったのですね。



すばらしいわ~~~~~~!!!!!



鹿の角は、刺されると痛そうな堅くなったものではなくて
まだ生えたばかりのぶよぶよした状態を乾燥させたものが
高級中薬として出回ります。


奈良県在住、香港人ママ友達の実のお父さんが
香港から奈良公園に遊びに来た時に
「こ、こんなに鹿茸をつけた状態の鹿を放し飼いにして盗まれないのか???」
ととても驚かれたそう。


・・・大丈夫なんですよ、お父さん(笑



漢方薬の中には動物から作られたものも多く
鹿の角やらロバの皮を煮出したものやら色々あります~。


麝香(じゃこう)はオス鹿の体液の一種で、
それを1000分の1に薄めたものは、かの有名な官能の香り
「ムスク」となり昔から動物性香料として使われていました。

これらの香料は沸点が高く揮発しにくい性質があり
揮発しやすいローズやゆり、ジャスミンなどの植物性香料に
ほんの少し調合しただけで香りを長く保つことができるそう。


日本では麝香はお香の原料として、
ヨーロッパではシャネルの5番など高級香水に使われています。



奥が深い~~~~
中薬学は驚きとともにおもしろさ満載です!!



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【2010/02/05 11:14】 | 漢方薬 | トラックバック(0) | コメント(0)
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プロフィール

赤堀 真澄

Author:赤堀 真澄
国際中医師
中医薬膳指導士
国際薬膳学院 学院長
日本インナービューティー協会理事
ORIENTAL WISE主宰


7年間の香港生活を終え
’08年3月日本へ帰国。
上海中医薬大学附属日本校薬膳講師を経て
国際薬膳学院 学院長に就任。

「普段の食卓を薬膳に変える」をモットーに本場で学んだ素晴らしい食の知恵を日本で無理なく続けられる薬膳にして
楽しくお伝えしてまいります!

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